神戸の街より
学生時代に旅行したときは、おしゃれな街だった。
背伸びしなければ、手の届かないものがたくさんあった。
大人になった今、等身大の街になっていた。
大きな震災は、胸が痛んだ。
だが、
新神戸、三宮、神戸。
どこにも震災のあとは見当たらなかった。
異人館あたりを訪ねてみた。
異人館あたりを訪ねてみた。
ここも、変わらず素敵なまま。
<北野天満神社より見た神戸の街>
観光案内所の方に聞くと、異人館より少し下のあたりは、甚大な被害だったそうだ。
「被害の跡がなくて」というと、ほとんどの建物が震災後のものだという。
「大変な思いをして生きてきました」と語ってくださった。
日本で一番悲惨な災害にあったと思ってきた。でも、東日本の方々は、原発も、津波も…。
「頑張って」と言っていいのかどうかわからないけど、きっと、復興します。
彼女は真剣に、そう話した。
今、日本中が傷ついている。
災害の大きさに。この国の行方に横たわる不安に。
私たちは、「同じ時代」という船に乗り合わせた者同士。
舳先に水がかぶれば、船尾に乗った人も水をかきだすのを手伝う。
国中が、東日本の復興を願っている。
幸せには、一人ではなれない。
神戸の街の声をどうしてもお伝えしたくて、素人のブログを立ち上げました。
はじめまして、そしてようこそ。
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