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雪の降らない地方の雪の思い出


豪雪地帯では、雪害の深刻なニュース。
除雪での事故や、建造物崩壊、車の立往生。
あらためて、しんしんと降る雪の、
本当の怖さを知らされる。
 
先週、太平洋側でも雪が降った。
こんな時期に
不謹慎だと思われるかもしれないが、
雪がめったに降らないところで育った私は、
雪景色には心躍るものがある。
 
九州の故郷で、
雪だるまを作れるほどの雪が降ったのは、
18年間で数回しかなかったと思う。
そこで降る雪は、
あられのような粒々の雪が多く、
                      地面にパラパラと落ちてはすぐに消えていく。
 
小学校の時、そんな私の故郷で、
一面真っ白の雪に覆われた朝があった。
登校すると、先生から授業変更の知らせ。
時折、遠足でも登ることのあった学校近くの小高い山に、
全校生徒で登った。
算数も国語も、放り投げて。
                               
山を登る道々の景色。
頂上から見下ろした、雪をかぶった家々や田畑の景色。
山から下りて、給食までの校庭での雪遊び。
何十年経った今でも忘れない。

 
今、あんなことをやろうものなら、
保護者が許さないのではないかと思う。
「4時間もの授業を放棄するなんて」
「雪の日に山に登らせるとは危険極まりない」
などなど、非難ごうごうだろう。
 
何十年経っても忘れない課外授業は、
1時間や2時間の国語や算数より、
ずっと価値あるものだった。
先生方の英断だったと思う。
 
豪雪地帯の皆さんには、いい気なものだと
感じられるかもしれない。
けれど、私の故郷は「台風の通り道」。
どうぞ差し引いて、
イノセントな思い出だと笑っていただきたい。
 
そういうわけで、私にとっての雪は、
落ちてきたらすぐに溶けてなくなる、淡い夢のようなもの。
ずいぶんとおばさんになった今でも、
本当は、雪が降ったら雪だるまを作って遊びたい。
人に笑われないならば。。。
 
 
 
 
 
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コメント

非公開コメント

No title

あら~ひーさん九州地方の方だったんですね。
わかります…私も九州でして(^_^;)))
雪がちらつく事はあっても滅多に積もりませんから
雪だるまやかまくら…を見ると子供達は、はしゃぎます(//∇//)
勿論…私もです…(笑)
3日前の大寒波も子供はワクワクしてたようですが…
積もったら雪合戦するぞ~と先生が言ってたらしいので…(笑)
朝飛び起きて地面を見ると…薄らハゲ状態でしてね(ーー;)
残念な顔して登校してました!!

No title

素敵な思い出ですね!
授業を変更して、雪遊びとは、粋な先生だと思います(^-^)/

今なら、すぐに、教育委員会ですね!

私にも、雪の思い出があります。

幼稚園ぐらいの時に、庭の片隅に兄弟で大きな雪だるまを作ったの。

今でも、長靴を履いて雪を歩く感触や、兄とのやり取りなど、覚えています。

No title

アラフォーのロンさん、九州産ですか!?
あら~、ですね(^^)

私は「かまくら」、実物はまだ見たことも入ったこともありません。
お子さん方がはしゃぐのわかりますよ(*^。^*)
小さいお子さんがいらっしゃると、一緒に遊べていいですね。
うちはもう、誰も私と雪遊びしてくれる人がいません(@_@。

No title

まさえ0504さん、美容院に行って、ヘアスタイル変えられましたね(^^)
ほんと、今なら教育委員会に訴えられるでしょうね^^;
先生方も、枠にはまった教育しかできないと思います。

お兄様との雪の思い出、忘れられないですね。
雪国では大変なご苦労ですが、私にとって一面の銀世界は何度見ても美しい世界です♪

No title

いい思い出ですね。算数よりも国語よりも大切な事てきっとあると思います。私も雪が降ると今でも心が躍りますし、学校で遊んだ事思い出します。

No title

Lestoilesさん、ありがとうございます。
Lestoilesさんの雪うさぎも、かわいらしかったですね♪
皆さんも、雪の楽しい思い出があって、ホッとしました(#^.^#)

No title

とてもいい思い出になりましたね。めったにないことは十分楽しまなくては。

北国に育った私も、似たようなことがありました。高学年のころ、一度だけ学校の裏の雪原のようなところ(たぶん畑?)に先生が連れて行ったのです。
でも毎日雪に閉じ込められて暮してて、雪が珍しくもないのに、なぜ出かけたのか、行って何をしたのか、あまり覚えてません。
理解不能な思い出ですが、たとえ1時間でも教室を離れるのは嬉しかったです。

No title

コスモスさん、ありがとうございます。

北国でも、先生が外に引率されたのですね。
雪で外に出られない生活を思われ、お天気の日に雪の野原に運動を兼ねて行かれたのでしょうか。
「理解不能な思い出」というのも、ちょっと楽しそうです(*^_^*)