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ビートルズ「Let it be」は聖母マリアの言葉

教会のクリスマスコンサートでお聞きした、興味深いお話。
 
教会のクリスマスコンサートでは、「アヴェ・マリア」の讃美歌が歌われる。
アヴェ・マリアとは、聖母マリア、イエス・キリストの母である。
 
マリアは、大天使ガブリエルから、神の子を授かったことを告げられる。
うら若きマリアは、まだ結婚していない。
もちろん、式や届け出といった、形の上の結婚だけでなく。
けれど、全知全能の神に不可能はない。
マリアは「私は主のはしため。お言葉通り、この身になりますように」と
大天使に答える。
 
ダ・ヴィンチやエル・グレコなど、多くの絵画のモチーフになっている、
聖書の有名な「受胎告知」のシーンである。
 
ビートルズの名曲「Let it be」は、受胎告知のときのマリアの言葉だそうだ。
「お言葉通り、この身になりますように」は、
Let it be done to me as you say」と英訳される。
「Let it be」は、日本語では「なるようになる」「なるがままに」などと訳される。
それは、決して投げやりな「なるがままに」ではなく、
神の前にあらがえない運命を受け入れていく、信仰深いマリアの
「神のみこころのままに」である。
教えてくださった方も、人から聞いたお話として語ってくださったので、
孫引きのお話。
 
瀬戸内寂聴さんが、仏教では「定命(じょうみょう)」という言葉があると
お話されていた。
命は運命として決まっているから、受け入れるしかないのだと。
亡くなった方の死を受け入れ、残された人は、
日々、一生懸命に生きていかなければならないというお話だった。
それもたぶん、「神のみこころのままに」「Let it be」ということだろう。
 
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉もある。
私たちは、人の力の及ぶところで力を尽くし、
人の力の及ばないところは受け入れる。
 
何ごとも、「Let it be」の心境になれればいいのだけれど…。
 
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コメント

非公開コメント

No title

そんな深い意味のある言葉だったんですね。
オルゴールで持っていますが…意味を深く考えてなかったですが、日々一生懸命に生きたいです。瀬戸内さんの本を持っていて、読んだので本当に生かされている事に感謝していかなければいけないと思います。忘れがちな事ですけど。

No title

Lestoilesさん、ありがとうございます。
Let it beのオルゴール、聴いてみたいですね♪
私も言葉の意味は知らずに聴いていました。
へ~と感心してしまったのですが、外国の方はみんな知って聴いているのかもしれないですね☆

No title

興味深いお話にありがとうございます。
エル・グレコ…スペインで見ました
三本の指指す方向についてガイドさんがお話されてました…

ビートルズの名曲ですね…私も好きな曲です
ひーさんのブログは私の心に何故かしら染みます(*μ_μ)♪
じっくりとブログを拝見させて頂きます。
受け入れる事、即ち…良い意味合いで忘れていかなければいけない…
良いことも、悪い事も全て流していかなければ…いけませんね
なかなか難しい事ではありますが…日々精進しなくては(*ov.v)o
私の中に、いや重け吉事…一生涯忘れられない言葉になりました

母が他界して師が居なくなりポッカリ穴がが空いてます
なんだか…失礼ではありますが
ママに会えたような気持ちになり…
ウルウルしてしまいました゜゜(´O`)°゜

No title

アラフォーのロンさん、ありがとうございます。
スペインで見るエル・グレコ、素敵でしょうね♪
Let it beのお話は、私も人から伺ったお話で、感動したので書かせていただきました(*^_^*)

肉親を亡くすというのは、時が経っても心の穴がふさがらないことがありますね。「師」と呼べるお母様をお持ちだったロンさんはお幸せです。そして、そのような娘さんをお持ちだったお母様も、とてもお幸せだったと思いますよ(^^)