FC2ブログ

クリスマスの子どもたちへ~虐待の連鎖を止めて~

クリスマスのころに、毎年コンサートを行う教会がある。
とある養護施設を支援するためのチャリティコンサートだ。
スタッフも合唱団も、全員がボランティアと聞く。
天井の高い教会で聞くクリスマスソングは、
厳かに冷たい空気の中で響き渡り、本当にすばらしい。
 
支援しているという、養護施設の施設長から聞いたという話。
そこで預かっている子どもたちのお母さんが訪ねてくる日がある。
お母さんたちは、少しずつ大きくなってゆくわが子に、
喜々としてケータイを向ける。
パシャパシャと写メを撮る。
そんな時、養護施設のスタッフの方が、
「どうぞ、抱っこしてあげてください」と声をかけると、
「忙しくて抱けない」と答えが返ってくるそうだ。
あどけないお母さんたちは、自らが行っている深刻なネグレクトに気づかない。
 
各地の養護施設では、暴力による虐待も深刻だと聞く。
体中が痣になった子どもが入園してくる。
その子どもは、施設にいる他の子どもに暴力をふるう。
虐待の連鎖は、親から子どもへ、子どもから子どもへ、止まらない。
 
悲しいことに、どんなにひどい親でも、子どもは自分の親が大好きだ。
認識するか否かは別として。
お母さんに愛されたくない子どもなど、一人もいない。
 
世界中が救い主の誕生を祝うクリスマス。
世界中の子どもたちが、幸せに包まれる日でありますように。
心豊かなクリスマスの夜を迎えられますように。
 
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

本当にすべての世界の子供達に幸せのクリスマスがと思います。以前アフガニスタンの子供達にレインボーマフラーを送る機会があり、行動力のない私ができない編み物を編み…贈った事を思い出しました。

No title

☆一読しただけでも、思わず色々考えさせられました。それらを述べるときりがないので、一つだけ。世界中の子供に、等しく幸せなクリスマスが来ることを私も祈りたいです…。

No title

Lestoilesさん、いつもありがとうございます。
アフガニスタンにマフラーを贈ることがあったんですね。私は編み物できないので参加が難しいです^^;
Lestoilesさんもわんこさんも、すてきなクリスマスを☆

No title

Hannibalさん、コメントありがとうございます。
本当に、子どもたちが幸せであることを願わずにいられません。
Hannibalさんにも、心温まるクリスマスでありますように☆

No title

携帯カメラを向けることはしても、抱っこはできない、のですか。そういうの、あるかもしれないですね。

以前テレビで作家の柳美里さんのことをドキュメンタリーにした番組を見ました。親に可愛がられなかった子は、自分が親になっても子を可愛がれない、悲しい連鎖があるものですね。

番組を見て、自分のことも反省しましたよ。私は親が厳しく、それでいいと思ったわけじゃないけど、やっぱり自分の子供には厳しくするのが教育だと思っていた時期がありました。ある人の本を読んで目覚めるまでは。
3人の娘のうち、長女には2才、3才頃まで厳しく当たり、ほんとに可哀想なことをしたと思っています。彼女の記憶にはあまりその部分がないようですが、どこかにすり込まれているのかもしれません。

No title

コスモスさん、柳美里さんの番組観られたのですね。
実は、私もあの番組観ました。
あの番組は作者の「ファミリー・シークレット」(講談社)という本が下書きになっていて、その本を読んでいたので観たのです。

私の親もとても厳しく、自分の育ち方もありますが、息子が一人っ子だということもあり、小さいころは私もとても厳しく接しました。
反省もしきりです。ただ、子どもは大切に育てられたことも分かってくれます。

きっと、コスモスさんのお嬢さん方も、お母様の厳しさと優しさ、理解されていらっしゃるのだと思います。
コスモスさんとご家族様に、どうぞ心豊かなクリスマスでありますように☆

No title

Itと呼ばれた子…と言う本を読んで
悲しくなった事を思い出しまた。
そこには、親に愛されない子供の悲鳴が聴こえてきました

私事ですが
父に愛されていないとズーっと思っていたんです┐('~`;)┌
娘の人生も勝手にレールを引きたがり随分と反抗しました…喧嘩がたえず、母は中に入りヤキモキしていましたから。
亭主関白で外面がよかった父を絶対に許せなかったのです。
母が他界する2年前に…父は他界しました
突然だったので通帳も印鑑も何もかも何処にあるか???
右往左往している時に、生前からよく言っていたと母がポツリと漏らした言葉…〔長女のロンが全部するからお前は何も心配しなくていい〕だったそうです(- -;)

なんだか…軽くなりました
私の性格を知り尽くした父の不器用な愛情がそこにありました
他界してからやっと…許せる事が出来たような気がします(*ov.v)o
父のお陰、母のお陰…それもこれも御先祖様のお陰ですって。
生前に父とわかりあえたらよかったのだけれど…当時はお互い意地の張り合いでしたから(((^_^;)

No title

「Itと呼ばれた子」という本、以前話題になりましたね。
読んだことはありませんが、いろいろなところで取り上げられていました。

父と子というのは、不器用な愛情でつながっている家庭が多いように思いますね。私と父もそうでした^^;
父の死から何年か経って、いろいろと思うことがあります。
ロンさんのお父様は、きっとロンさんを信じきり、安心していらしたのでしょう。
十分に、お父様にとってはいいお嬢様だったのだと思いますよ
(*^_^*)