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ダ・ヴィンチを見に静岡へ(1)


レオナルド・ダ・ヴィンチの展覧会があるということで、新幹線に乗り、静岡まで行ってきた。
場所は、「静岡市美術館」。
静岡市は、初めて。
静岡の方には大変失礼ながら、都会で驚いた。
(ごめんなさい)
駅前に降り立つと、立ち並ぶビルの一角に、目指す「葵タワー」が。
ここの3階が同美術館になっている。
 
これだけ大きな展覧会だから、長蛇の列だろうと思い、開館の10時少し前に入口に着いた。
あれっ!?                     <静岡市美術館のある葵タワー>
誰もいない。
オープンと同時に少しずつ入館しはじめたが、展覧会の規模を考えると、驚くような空き方。
そのために、人にせかされることなく、ゆっくりと見ることができた。
 
私たちの目的は、ダ・ヴィンチと弟子が描いたとされる「岩窟の聖母」。
この作品は、ダン・ブラウン著「ダ・ヴィンチ・コード」に登場した。
マリアが幼いヨハネの頭上に鉤爪のような手をかざして威嚇しているとか、
大天使ウリエルがとがった指先で何かを掻き切るしぐさをしているなどとし、
「ダ・ヴィンチ・コード」に精彩と面白みを加えた作品である。

           <「岩窟の聖母」が載った静岡市美術館のチラシ>
      (チラシのブログへのアップは美術館の方に許可をもらいました。)
「ダ・ヴィンチ・コード」では、その解釈も面白かったが、同じ時期の作品には、
幼子が赤ちゃんとは思えない表情をしたり、
女性が何か意味ありげなまなざしをする作品がたくさんあった。
本当の美術ファンからすれば邪道の楽しみかもしれないけれど、
物語で興味を持ったあと、本物を見るのは楽しい。
人が少なく、何度も立ち止まったり、もう一度戻って同じ作品を見たりできたのは、
本当に良かった。
「岩窟の聖母」は日本初公開。
おそらく、私が生きているうちに、もう一度日本にくることはないだろうと思う。
 
館内は美しく、落着き、とてもいい美術館だった。
静岡の街もとても気に入った。
この後、私たちにはさらなる楽しみが…。
 
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コメント

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No title

ずっと前になりますが、美術部にいました。先生が言っていました。絵を描くのではなく美しい、哀しいと思ったその心を描くのに、技術はいらない心を見つめ出す事。と。今、花の仕事をしてるけれど心を描く…むずかしい表現だと思ってます。静かに向き合う…素敵な大切な事ですね。

No title

Lestoilesさんこんばんは。美術の先生のお言葉、深いですね。理屈で理解することと実践できることは違いますものね。お花のお仕事、素敵です。絵心のある人は、お花を活けても写真を撮ってもセンスがあると思います。うらやましいです♪