ハート模様のタネ実る
春先から、我が家は「悲喜こもごも」、というより「悲悲こもごも」。
いろんなことがあって、種まきが遅れた。
でも、こんな晩秋になっても、ハート模様のタネをしっかり実らせてくれた。
このタネのぬしは、風船かずら。
息子が小学生のころ、たぶん3年生か4年生くらいだったと思う。
近所の男の子の家に遊びに行って、譲ってもらってきたのがこのタネだった。
後でお友達のお母さんに聞いたところによると、スイカを持って帰るように勧めたのに、スイカを断って風船かずらのタネをもらってきたそ <風船かずらのタネ> うだ。
よほど気に入ったのだろう。
残念ながら、遊びに行かせてもらったお宅の子どもとの友情は、たいして盛り上がることなく終わった。
良くあることだ。子どもには。
小学、中学と、彼らは同じ部活で過ごした。
親密になることはなく、かといって、仲たがいするでもなく。
互いに距離を置きながらの長い付き合いだった。
良くあることだ。大人にも。
彼らのドライな友情とは関係なく、
もらってきた風船かずらは毎年たくさんの風船をつけ、
たくさんのハートのタネをつける。
今年も、たくさんのタネが実った。
この風船かずらをもらってきた息子、
私たちの幸せのタネである。
本人にはなかなか、言うことはできないけれど。。。 <風船かずら>
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コメント
No title
懐かしいです。
2011-11-22 08:11 Lestoiles URL 編集
No title
2011-11-22 20:24 ひーさん URL 編集