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異邦人の思いとミハエル・エンデ「時間泥棒」

横の信号がチカチカチカ、点滅する。目の前の信号が青に変わり、人の波がどっと動き出す。そんな街角で、ふと我に返る。私は何をしているのだろう。  昨年の今ごろは、違う街に住んでいた。今は、見たこともない風景に囲まれ、知らない人ばかりの街で暮らす。猛烈に時間に追われながら。それが悲しいわけじゃない。ただ不思議なだけ。 ミハエル・エンデの小説に、「モモ」というお話がある。映画「ネバーエンディン...