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ネコの好きなマタタビと「百万回生きたねこ」

お盆に出かけた白川郷からの帰り、面白いものを見つけました。この植物について、今までまともに考えたことはなかったのですが、中国の昔話に出てくる麒麟とか、龍などと同じように、お話の中に存在するもの…のような気がしていたのです。  でも、見つけてしまった「マタタビ」。それは、白川郷からの帰り、道の駅に売っていました。正確には、「マタタビの実」です。 ネットで調べてみると、マタタビはつる性の植...

子どもが親を越える日

大学に入って一人暮らしをしている息子が、アパートに帰って行くので、駅まで見送りに行った。新幹線に乗る前、「ご飯、ちゃんと食べるんだよ」と言った。私が、ではない。息子が私に、そう言った。 子どもが小さいとき、親という存在は大きいものだ。子どもは自分の成長につれて、親の小ささに気づき、思春期になったころ、こんな力ない親でもここまで育ててくれたのだと思う日がくる。その日が、子どもが親を越える日だと思...

今が旬!水なしぜいたくトマトカレー

我が家では、一年に一、二度しかカレーを作らない。そんな我が家が、夏に作るカレーがある。夏の太陽に照らされた、旬のトマトで作る「水なしトマトカレー」!水は、一滴も入れない、トマトだけのカレーだ。  作り方は簡単!トマトを目分量で、水分1L相当くらいをザクザクに。我が家はワイルド家族なので、トマトの皮もつけたまま。食べたときの皮の食感がイヤな方は、湯むきしてから使ってくださいね。  鶏...

春夏秋が混じる岐阜白川郷のお花たち

岐阜県白川郷の春は遅く、夏は短い。先日訪れた際、植物たちがそれを物語っていた。 高速道路から降りると、一面に飛んでいるアキアカネ。オレンジ色のトンボたちが、秋を告げる。 白川郷に入ると、ひまわりと同時に、あじさいも咲いていた。                      <ひまわり>                           <奥の家...

豪雨をぬって世界遺産 白川郷への旅

毎度のことだけれど、私たちの旅は、雨や嵐との戦いだ。まったく何の心配もなしに、旅行の計画などたてたことがない。さて、この日。8月15日。前日から大雨警報が出て、京都をはじめ災害まで起きた。行先の予報は「弱雨」。でも、山間部だ。                       行くだけ行ってみよう!走ってみると、...

お盆に亡き人を偲んで

亡くなった人の魂が帰ってくるというお盆。迎え火をたいて招き入れ、送り火をたいて送り出すという年中行事。 昨年、私たちは友人を喪った。幼稚園から息子が仲良しだった女の子。幼稚園のころは、おうちに遊びに行ったり来たり。小学校は違っていたので、春休みのお花見がお約束。中学はまた一緒になり、陸上部での彼女の活躍を、ジャズ部での息子の演奏を、互いにほめていたものだった。 甲高い声で、一緒に歌を歌って...

真夏の夜の芋茶がゆミステリー&きゅうりのきゅうちゃん

振りかえるのが怖い!芋茶がゆミステリー 先週、奈良に行っていただいた茶がゆがあまりにおいしかったので、我が家でも挑戦した。調べてみると、茶がゆは奈良や和歌山の郷土料理らしく、お芋を入れて芋茶がゆにすることも多いという。そこで、さっそく芋茶がゆにチャレンジ。 材料は、ほうじ茶、サツマイモ、お塩少々とお米のみ。土鍋で炊くところも多いと書いてあったので、土鍋をどっこいしょ。お粥用の上品な土鍋がな...

真夏のジャズな夜

先日奈良へ行った前日、ジャズを聴きに行った。夫の友人がドラマーをやっていて、定期的にライブハウスで演奏をする。 ピアノとベース、そして、われらが友人いっちゃんのドラム。トリオでの演奏は、爽やかで軽快な演奏だった。ピアノの女性の作曲した曲で始まったが、フュージョンとクラシックを融合したような爽やかなジャズ。 「ジャズというのはね」と彼は晩年、あるインタビューの中で、まるで家庭の不快な秘密を打...

蓮の花と奈良の大仏様、そして煩悩の行方

ご近所に蓮の花が咲いたので、写真に撮らせていただいた。水鉢からすっと伸びた茎に、ピンクの大輪の花。                         園芸種なのだろう。                        見慣れた蓮の花より花びらがゴージャス。 何人かのブロ友さんがすでに書かれていたけれ...