風のように花のように♪
「ひーさんのようこそブログ」花とお散歩、そしておいしいもの♪
つれづれに
親子連れ受験の愚を笑う
この暑い季節に、多くの県で、公立学校の教員採用試験が行われる。今年も試験の報が流れ、蘇った記憶があった。 ずっと昔の話になるけれど、私の大学受験のとき、父がついてくると言い張った。九州の片田舎の、さらにど田舎でその一生のほとんどを過ごした父。娘の受験についてきて、なんの頼りになるだろうか。「都会にはひとさらいがいて、タコ部屋に入れられる」と、父は食い下がった。想像するに、タコ部屋とは狭いところ...
物語―出会いから
フィリピンのお菓子ブコパイと南の国の話
職場で珍しいものをいただいた。フィリピンでは有名なお菓子、「ブコパイ」。ココナッツのパイ。 写真の断面に見える白い層がココナッツ。ココナッツ特有の歯ごたえを想像してしたのだけど、予想外にとてもやわらかい。まだ若いココナッツを使うそうだ。 下さった方のご主人がフィリピンのラグーナ州の方で、そこから近いところの「オリエント」というお店で作られている。 実はたくさんのお店がこのブコパイを ...
風景
野の花と虫 上品な!?ひー散歩
「もしもピアノが弾けたなら」というヒット曲があったけれど、「もしも絵が描けたなら」、どうしても描きたい花がある。 昨日の日曜日、体力の回復のため、なるべく寝坊するよう頑張ってる!?私が、いつもよりは早めに起きて、出かける支度。「題名のない音楽会」を観たらすぐしゅっぱ~つ! 行先は、近くの大きな緑地公園。道の端ややぶの中を見ながら歩いていると、あった! &nbs...
家族
息子のやきもち 夫のひがみ
夫の家には、「味噌汁三杯食うバカ」という格言?がある。夫が小さいときからお味噌汁が好きで、何杯もおかわりすることから生まれた言葉らしい。 その夫に似た息子は、やはりお味噌汁やスープが大好き。けれど、スープ類は何杯も食べると塩分の摂りすぎになるので、我が家ではおかわりは一回だけと決めていた。 息子がまだ、小学校の一年か二年くらいのとき。ある夜、息子と二人で食事をしていると、突然息子が言った。...
風景
名物にうまきものあり~広島便り~
18年ぶり、友人との再会を果たし、3日目。本当は一泊2日で帰る予定だったのを、広島へ行く前日、急きょ一泊延長。「そうだ、宮島へ行こう!」(ブロ友さんのパクリです、へへ)またすぐにでも来るつもりが18年。今回行かねば、次に来るときはおばあさんになったころ!? この突然の計画に、予定をキャンセルしてまで付き合ってくれたのが前日ランチしたまーちゃんとひーちゃん。彼女たちとは独身時代、北海道へも行った...
物語―出会いから
女の肩には見えない塵が降り積もる
子どもが大学に入り、子育てが一段落して果たした広島への旅。18年ぶりの、友人たちとの感動の再会!今日はさらに3人の友人と…。 その前に、紹介したいものと場所がある。 左上の写真にバスが3台、右上の写真に路面電車とバスが写っている。右から左まで見渡すと、実はバスは10台くらい連なる。路面電車とバスがごっつんこしそうなくらい、街...
物語―出会いから
子育て終わって一人旅 七夕18年ぶりの再会
「さーちゃんと一緒に会いに行くから」。5月、友人が言ったこの言葉で、この旅行は決定した。「待って、来てくれるんなら私が行く!」。二人が来てくれれば会えるのは二人。私が行けば、もっとたくさんの友人と再会できる。 出発の前日、お天気は大荒れ。向かう先は、当日朝も大雨洪水警報。西に向かうにつれて、空模様が怪しくなる。けれど、到着したお昼ごろにはお天気も回復。ラッキー! 改札口を出ると、迎えに来て...
文学・ブンガク
「子供より親が大事」-太宰治とは違う「桜桃」
先日、一人暮らしの息子のところから帰ってすぐ、さくらんぼをいただいた。毎年いただくところから、お決まりの、山形産さくらんぼ。あ~、あと2、3日早ければ、息子のところで一緒に食べたのに。そう、思ったとき、何十年ぶりかに太宰治の小説が頭をよぎった。 誰でも知っている、「走れメロス」の作者。高校生のころ、この有名な作者の一連の作品を読んだ。けれども、一般教養のひとつくらいの気持ちで読み終えた。私の中...
風景
九州へ届け「青空」
九州では、連日の大雨。大分県日田市では、泥水の中に家が建っている映像が流れていた。 九州には、友人や親せき、ブロ友さんもいる。九州の片田舎の、そのまたど田舎には、弟と母もいる。 日田に住む友人からは、メールの返信が来ない。仕事中なのだと、思うけれど。 こちらは、こんなに青空。天気図を見ると、九州の上には厚い雨雲が渦巻いている。 ...
つれづれに
我が家のこぼれダネから咲いた花たち
お花をタネから育てるというのは、やがて来る季節へ向けて、あいまいな約束をするようなものだ。お花を咲かせる約束は、守られるかもしれないし、忘れられてしまうかもしれない。 子どももお花も、「手をかけただけ応えてくれる」なんていう人がいるけれど、雨の降り方や気温、虫や菌でダメになることはある。どんなに大切にしても。大切にしすぎてダメになることもある。どんなに気をつけていても。 ...