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ルッコラの花

我が家のたいして広くないベランダにも、わずかなお花が咲いている。たいていは、こぼれダネから芽吹いた強健なお花。でも、今年の春はニューフェイスのお花が咲いた。 「ルッコラ」のお花。ルッコラは、サラダに使ったり、パスタやピザにのせてもおいしい。 「簡単に育つよ」と言われて、昨年の夏、タネをもらって育てたのだけれど…。我が家のベランダで虫だらけに(泣)それでもぐんぐん育ったので、捨てるのもかわい...

都会の真ん中たぬきひき逃げ事件

この事件は、先週木曜日、早朝に起きた。場所は、オフィス街と住宅街が入り混じる、都会の真ん中1丁目。発見者は、職場の同僚K女。被害者はたぬき、ぽんぽこりん氏。 いつもより早く出勤したK女は、職場の道路側溝わきで、「ぎゃっ」と叫び声をあげた。そこにはひき逃げされたぽんぽこりん氏の遺体。K女の悲鳴に駆けつけたのは、花壇の手入れをしていた近所の住人と、隣のオフィスの従業員。 近所の住人は、K女に言...

誰にでもひとつはあるお気に入り喫茶店

誰にでも、お気に入りのコーヒーショップがひとつはある。な~んて断言するほどではないけれど、ひとつくらいはあるんじゃないかな? 私のお気に入りは、東京は国立(くにたち)駅前のドトールコーヒー。お店のレシートを見ると、「国立大学通り店」となっている。国立の大学通りとは、一橋大学の前の通り。夫の実家から歩いて10分ほどのところで、帰ったら必ずこのお店でコーヒーを飲む。            ...

国立より老老介護便り

先週末、東京の国立駅からすぐのところに住む両親を訪ねた。車いす生活を送る義父と、その生活を支える義母がいる。 昨年倒れたあと、リハビリの病院に入院していたときはどうなることかと心配したけれど、二人とも思いのほか元気。 義父は体のほかに、顔のリハビリというのもしなければいけない。目を動かしたり、口をあけたり、舌を出したり。家ではこれを真面目にやらず、顔をくちゃっとして舌を出し、母に「あっかん...

吉本隆明氏の言葉をもっと聞きたかった

一面識もないのに、訃報の知らせが心に響くときがある。吉本隆明氏逝去のニュースがそうだった。「戦後最大の思想家」。人はそう呼ぶ。 若いころの彼は、新鋭の論客だったそうだ。私が彼の本を読み始めたのは、晩年に近いころ。 うすっぺらい内容を難解な言葉で飾り立て、大上段に立って振り回すようなことなら、ズブの素人に毛が生えた程度のライターにでもできる。けれど、その逆は。生活レベルの易しい言葉で語られる...

主婦の焼きそばはなぜおいしくないか!?

初めて料理を習っていた頃、「主婦の焼きそばはなぜおいしくないか?」と先生に聞かれた。主婦が作る焼きそばは、手順が間違っているそうだ。 4月から自立する息子に、料理を教えなければいけない。今日のお昼が第一弾。息子のリクエストで、大好物の焼きそばと決まった。 焼きそばなんて教えるほどじゃない、と思えるけれど、冒頭の料理の先生の言葉。多くの主婦の誤りは、野菜を入れるタイミングが違うそうだ。お肉を...

調子にのって名古屋シティマラソン2012

11日、夫がまたまたハーフマラソンに出場した。1月には大阪、2月には犬山のハーフマラソンを走っている。前回の犬山からまだひと月も経っていないのに、いくらなんでも調子にのりすぎ!?そう言うと、「おれはランナーのうちに入らない」。マラソンをやる人たちのすごいこと。 今回のマラソンは、参加景品がゴージャス。手前のブルーは、Tシャツ。スポンサーがメナードのせいか、化粧品の試供品もついている。景品は、一番...

優しき群馬 美しき安中の梅林

この、梅の便りの季節になると、しきりに思い出されることがある。群馬で過ごした2年間と、安中のみごとな梅林。 九州で育った私にとって、群馬はあまりに縁遠いところだった。「前橋に転勤」と夫から電話をもらったとき、「前橋って何県だっけ?」と聞き返したくらい。 九州で育った私にとって、群馬はあまりに寒いところだった。そして暑いところだった。夏の激しい雷と夕立。冬の、二千メートル級の山からの、空っ風...

何がなんでも「梅一輪」

梅の花が早く見たくて、先月中旬から何度も、いろいろなところに様子を見にいっていた。2月の寒さがあまりに厳しく、どこへ行ってもつぼみはカチンカチン。 でもでも、ついにこのところの陽気で梅の花、開花。しかも、咲きだしたのは、梅林でも、植物公園でもなく、毎日通っている職場の庭の梅。メーテルリンクの「青い鳥」みたいに、遠くになど探しにいく必要はなかったらしい。   「梅一輪 一輪ほどの暖か...